こんな人生   

ある男性から聞いた話です。

小学生の時、教室の窓から、左官屋さんの仕事を眺めるのが好きだった。
壁を塗っていく作業工程にじーっと見とれていると、先生から
「こらっ!」と頭をぽかんと殴られるんだよね。

中学を卒業して就職した左官屋さんは、「仕事を終えた後定時制高校に
行かせる」という約束だったが、実際仕事を終えて学校に行くと、
授業は既に終わっていた。

たまらず、その会社&寮を逃げ出して東京へ。
再び学校に通うことはできなかったが、真面目にコツコツと頑張ってきた。

今では小さいながらも会社を経営。
家族を愛し、友達を大切にしている。社員ももちろん。

うるっときたのが、「私は親にとても感謝しています」の言葉。


私はこんな言葉を聞けるような子育てをしてきただろうかと、
ふと考えたのでした。
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by sogno-3080 | 2015-09-16 08:51 | つぶやき | Comments(2)

Commented by 朋百香 at 2015-09-18 09:22 x
sognoさま
「親に感謝しています」という言葉は、たぶん生きてるうちは聞けないと思います。私もそうでしたから・・・。うちもいろいろ複雑な家庭だったので、若い時は逆に恨んだりしてましたが、この歳になってやっと少しはあの時代を生きた両親の苦労が理解出来る様になって、感謝という深い意味での想いが湧いてきました。
こうして「生きてるだけで感謝」と思えるには、人間長い歳月が必要ですねぇ。でも感謝するという事は、誰よりもご本人が救われるので、この方はお幸せだと思います。
良いお話をありがとうございました。
Commented by sogno-3080 at 2015-09-19 04:29
宴会の席で聞いた話なので、感謝の意味がよく理解
できませんでした。が、会話の中にこの言葉が何回も
出てきて印象的でした。たぶん、自分が色々苦労したからこそ
親の苦労が身にしみて感じられたのではないでしょうか。
私は母親に病床で「子供三人に十分なことができなかった」と
言われたので「十分にやってもらったよ。感謝しているよ」と
伝えました。残念ながら親の死に目には立ち会えなかったけど、
この言葉を伝えることができてよかったと安堵しています。

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